『教科書一冊で解ける東大日本史』の紹介ページはこちら  
       
   2018年2月6日付けで、筑摩書房より2冊目の本を出させていただくことになりました。 
 この本は、高校の日本史の教科書に記されている内容のなかから、習ったはずなのに、その歴史的意義があまり理解されていないことや、誤解されがちなこと、そして、ぼくが皆さんに、もっと知って欲しいと思うことからテーマを選んで、全部で12時間の授業を行うものです。あわせて、ぼくの「お薦め」の文化財も紹介しています。  
 
 【お詫び】 3箇所誤植等がありました。申し訳ありません。該当する箇所はこちらです。
 
  1学期 古代の日本
1時間目 律令国家「日本」誕生までの道(ヤマト政権の時代)
 - それはまったく道理にあっていない。改めよ
2時間目 藤原氏の台頭と天平の外交(奈良時代)
 - さあ、諸君!莫迦なことをするなよ
3時間目 貴族社会を変えた大帝嵯峨天皇の改革(平安時代初期)
 - 唐風かぶれにはわけがある!
4時間目 摂関政治と『往生要集』の世界(平安時代中期)
 - このあたりに若紫はおりませんか?
2学期 中世から近世の幕開けへ
5時間目 日本最初の劇場型政治家?後白河上皇(平安時代末期)
 - 今様狂いには意味がある
6時間目 執権北条氏の政治的立場(鎌倉時代)
 - 将軍になれなかったの? ならなかったの?
7時間目 将軍家の御台様と躍動する民衆(室町時代)
 - 人は、愚かで、哀しく愛おしい
8時間目 南蛮貿易と利休の死(織豊政権)
 - そういや日本に鉄砲が伝来した頃ってさ〜
3学期 近世から近代へ
9時間目 「生類憐みの令」の歴史的意義(江戸時代前半)
 - ドイツ人が賞賛した卓越した君主
10時間目 三大改革と藩政改革(江戸時代後半)
 - リーダーたちは何を求め、何を残したのか
11時間目 明治十四年の政変と条約改正(明治時代)
 - 議会が不要だなんて、誰も思っていなかった
12時間目 二大政党時代の光と影(大正・昭和時代前半)
 - 政治は国民道徳の最高水準たるべし
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  ISBN-10: 4480071202
ISBN-13: 978-4480071200
   
       
   

 
     
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   2018年4月8日付け 東京新聞に掲載された書評  
     
     
     
     
     
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